TALK! Onomatope #2 Gisshiri ぎっしり
AIKO
AIKO's Japanese Lesson
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「しっかり」は、
◯ちゃんと(きちんと)している
◯真面目(まじめ)、頼りになる
◯頑丈(がんじょう)、強い
だいたい、この3つに当てはまります。
「ふたをしっかり閉めないと、中身がこぼれます」
これは、「ふたをちゃんと閉めないと、中身がこぼれます」ということ。ふたが閉まっているか確信を持って「よし!」と言える状態。確実なこと=「しっかり」です。
「しっかりしてください!!!」
あなたがもし、こんなふうに呼びかけられたら、
①失敗をして、相手が困っている
②体調不良で、意識が朦朧(もうろう)としている
③動揺して、きちんと話せない
こんな状況が考えられます。「しっかりしてよね!!!」は、完全に怒られています。しっかりしましょう。
逆に、「しっかりしていますね」と言われたら、きちんとしている、頼りになる、と褒められています。真面目な人柄(ひとがら)でリーダーシップを発揮するタイプの人がよくかけられる言葉です。
「彼は、しっかりしている人だから、安心して任せられます」
仕事でも家庭でも、「しっかりしている」と頼られる人、いますね。
しっかりしている人ほど、ときには気を休める時間が必要かもしれません。がんばりすぎてしまうから。
最後は、「頑丈、強い」という意味で使うとき。これは、モノにいうことが多い。
家の柱を叩きながら、「しっかりしているから地震があっても大丈夫だ」と強度を確認。
うっかりスマホを落として「しっかりしたケースで、割れなかった!よかった!」と安心したり。
どうでしょう? 「しっかり」の使い方、わかりましたか?