TALK! Onomatope#12 : Gakkali がっかり
AIKO
AIKO's Japanese Lesson
【↑↑Listen to the audio↑↑ | ↓↓The audio script ↓↓】
「あの人は、ちゃっかりしている」
「ちゃっかり、自分のおやつだけキープしてずるい」
「財布忘れた、と言って、ちゃっかり奢って(おごって)もらったんだって」
「なにそれ、ちゃっかりしてるわー!」
はい、これが「ちゃっかり」です。
どうでしょう、「ちゃっかり」の意味が伝わりますか?
「ちゃっかり」は、抜け目なく、自分が得することだけを考えて行動することを指します。
“抜け目ない” は、しっかりしていることと同じ。
でも、「しっかり」より悪いニュアンスで、“自分が損をしないように計算や計画をして利益を得る” という意味になります。
「あの人は、抜け目ない」
「あの人は、計算高い」
「あの人は、ちゃっかりしている」
全部、同じニュアンスで、ちょっとした悪口になりますね。
ただ、この3つの中で、「ちゃっかり」は、皮肉めいたジョークのように友人間で言い合ったりできる言葉でもあります。
「あんた、ちゃっかりしてるなー!」
なんて、友達同士なら「ちゃっかり」を使った軽口を叩いて笑い合ったりすることもありますが、「抜け目ない」と「計算高い」はジョークにならない、笑えない悪口になってしまう可能性大なので、気をつけましょう。