TALK! Onomatope#8 : Pittali ぴったり
AIKO
AIKO's Japanese Lesson
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「ほっとする」という安心感に、リラックスを足した感覚が「ほっこり」。
「温泉につかってほっこりしたい」とか、「部屋は寒いけど、こたつに入るとほっこりするよね」なんて話したり。
また、ふるまいや存在がかわいらしくて思わずほほ笑んで気持ちが癒されてしまうときにも、「ほっこりした」なんていうこともあります。
「仔猫(こねこ)が遊んでいる姿にほっこりした」とか、「おばあちゃんと孫が楽しそうに笑い合っているのを見て、ほっこりする」なんて話したり。
・・・あれ? なんか、「まったり」と似ていない?
ただ、「ほっこり」は、大きな注意点があるんです。
それは、地域や年代によって違う意味で使われること。
“あたたかい”、”安心する”という以外に、”つかれる”、”退屈する”などの意味があり、京都では「ほっこりした=つかれた」と言う人もいるそう。
「ほっこりしたから、お茶飲んでほっこりしたいなあ」
(=つかれたからお茶飲んでホッとしたいなあ)
こんなふうに言葉遊びみたいに重ねちゃうと、支離滅裂(しりめつれつ)ですね、失敬。