TALK! Onomatope#10 : Gessoli げっそり
AIKO
AIKO's Japanese Lesson
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「あっさりが好き? それともこってり?」
こう聞かれたら、もうラーメン。
だいたいラーメン。それか、鍋(なべ)。
「あっさり」と「こってり」が一緒に出てきたときは、100%食べものの話と思ってまちがいない。食いしん坊の合言葉。
「あっさり」は、軽い味わい、薄口。さっぱりしていて、しつこくない。
「こってり」は、重くて複雑な味わい。油分が多く、濃口、しつこいけれど、くせになる。
こってりは、濃くて、しつこい。食べものの味わい以外で使うこともある。そのときは、ちょっとネガティブな意味になる。
例えば、「先生に、こってりしぼられた」という表現。
◯こってり=しつこく、いやになるほど、という意味
◯しぼられる=叱られる(しかられる)、という意味
つまり言いかえると、「先生に、しつこく、いやになるほど、叱られた」ということ。
こってり味はいいけれど、こってりしぼられるのは、ご勘弁。