【Lv.★★】どっちの「やさしい」?
Haruka
AIKO's Japanese Lesson
Harukaの記事(きじ)は、にほんご の レベル べつ に たのしめます! ★ が すくない ぶんしょう は やさしく、★ が おおい ぶんしょう は むずかしい です。じぶん に とって ちょうどいい きじ を えらんで くださいね。
Level (Lv.) | Sign |
Easy(JLPT N5-N4) | ★ |
Intermediate(JLPT N3) | ★★ |
Advance(JLPT N2-N1) | ★★★ |
Native | ★★★★ |
こんにちは! Harukaです。
日本は、地震(じしん)や台風(たいふう)、大雨(おおあめ)など、
自然災害(しぜんさいがい)が多く起こる国です。
近年(きんねん)は、夏の暑さ(あつさ)も災害(さいがい)のひとつと考えられるようになってきました。
災害が起こりそうになると、テレビやラジオなどで
「避難(ひなん)してください」という放送(ほうそう)があります。
「避難」とは、安全(あんぜん)な場所へ逃げる(にげる)行動を表します。
つまり、「避難してください」とは、「安全な場所へ逃げてください」という指示(しじ)です。命を守る、大事な声かけです。
「避難」という言葉は、日本語ネイティブにとっては、すぐに意味がわかる言葉です。でも、日本語がよくわからない人にとっては、知らない言葉かもしれません。
「逃げてください」という言葉はわかるけれど、同じ意味でも「避難」はわからない、しらない、というように、むずかしい言い方をするとわからない言葉もたくさんあるでしょう。
そこで大切なのが「やさしい日本語」です。
できるだけわかりやすい表現(ひょうげん)をした日本語のことで、日本語ネイティブではない人はもちろん、子どもやお年寄(としよ)り、障害(しょうがい)のある人にもわかりやすい言い方をします。
日本には、日本語ネイティブではない人たちもたくさん暮らしています。
これからはむずかしい言葉をたくさん知っていることよりも、
みんなにわかりやすい話し方をすることが大切になるかもしれません。