TALK! Onomatope#26 : Yuttali ゆったり
AIKO
AIKO's Japanese Lesson
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「あっさりしているね」
「うん、そうだね、あっさりしている」
あっさり、あっさり。
あっさりってなんだろう。
いろんな状況で使うけれど、何について話しているかによって、意味が変わる言葉、「あっさり」。
あっさりは、淡白。
それから、簡単なことを表現するときにも使います。
上の会話をもう少し続けてみると、違いがわかります。
「あっさりしているね」
「うん、そうだね、あっさりしている」
ここに、「食べやすい」という言葉を足してみましょう。
「あっさりしているね」
「うん、そうだね、あっさりして、食べやすい」
こんなふうに、食べ物の味を説明するときに、「あっさり」を使うときは、ラーメンがわかりやすいです。塩味のラーメンを食べたことがありますか? 一般的に塩味のラーメンは、とんこつラーメンよりも、あっさりした味わいです。
では、今度は、「やめた」という言葉を足してみましょう。
「あっさりしているね」
「うん、そうだね、あっさりやめた」
これは、食べ物の味ではないようです。そう、この場合は、だれかの行動です。「あっさりやめた」は、「かんたんにやめた」という意味です。やめた、つまり、「あきらめた」「もうやらない」、そんな意味になります。
淡白だったり、かんたんだったり。
それが、あっさり。
ちなみに、わたし、ラーメンは「あっさり派」です。