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TALK! Onomatope#13 : Shikkali しっかり

AIKO

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「しっかり」は、

◯ちゃんと(きちんと)している

◯真面目(まじめ)、頼りになる

◯頑丈(がんじょう)、強い

だいたい、この3つに当てはまります。

「ふたをしっかり閉めないと、中身がこぼれます」

これは、「ふたをちゃんと閉めないと、中身がこぼれます」ということ。ふたが閉まっているか確信を持って「よし!」と言える状態。確実なこと=「しっかり」です。

「しっかりしてください!!!」

あなたがもし、こんなふうに呼びかけられたら、

①失敗をして、相手が困っている

②体調不良で、意識が朦朧(もうろう)としている

③動揺して、きちんと話せない

こんな状況が考えられます。「しっかりしてよね!!!」は、完全に怒られています。しっかりしましょう。

逆に、「しっかりしていますね」と言われたら、きちんとしている、頼りになる、と褒められています。真面目な人柄(ひとがら)でリーダーシップを発揮するタイプの人がよくかけられる言葉です。

「彼は、しっかりしている人だから、安心して任せられます」

仕事でも家庭でも、「しっかりしている」と頼られる人、いますね。
しっかりしている人ほど、ときには気を休める時間が必要かもしれません。がんばりすぎてしまうから。

最後は、「頑丈、強い」という意味で使うとき。これは、モノにいうことが多い。

家の柱を叩きながら、「しっかりしているから地震があっても大丈夫だ」と強度を確認。

うっかりスマホを落として「しっかりしたケースで、割れなかった!よかった!」と安心したり。

どうでしょう? 「しっかり」の使い方、わかりましたか?

ABOUT ME
AIKO
AIKO
Japanese tutor / Professional writer and editor
Freelance editor and writer for magazines book etc. I’m into watching dramas, cooking, tea, and journaling. I hold events teaching people how to improve their lives through writing(mindfulness etc).
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